体臭はストレスでキツくなる
体臭を気にする人が多くなっていますが、ストレスが原因で臭いがキツくなってしまうこともあります。
ストレスを感じると人は、大量のアドレナリンや男性ホルモンなどが分泌されて普段よりも大量に汗が出ます。
疲労なども蓄積されていると血液中にアンモニアや乳酸が増加されている状態です。
肝臓も疲労しているとアンモニアも解毒されない状態であり、汗と一緒に放出されてしまいます。
この汗には脂質も多く含まれており、肌の新陳代謝によって過酸化脂質になりやすくこれらが合わさりイヤな臭いとなってしまうのです。
このような体臭を予防するためには、ストレス発散や休養の時間をとって自律神経の乱れを整える、老廃物を排出して汗腺の機能をしっかりは働かせるために有酸素運動などを行なう、肉類などの動物性脂質はなるべく控えて野菜を積極的に摂取する、肝機能が低下しているときにアルコールは控えめにするなどに注意することによって体臭を悪化させる予防に繋がります。
ストレスは体臭の原因となることもあります
ストレスがたまると体調を崩してしまう原因となることがありますが、それだけではなく体臭の原因となることもあります。
ストレスを受けると、皮脂腺の分泌を促進するホルモンがたくさん放出されます。
このホルモンは皮膚の角質層の新陳代謝も促進させるので、皮脂腺が詰まりやすくなってしまい体臭のもとにもなる過酸化脂質が増えてしまいます。
また自律神経は交感神経と副交感神経からなっていますが、ストレスを受けることによって交感神経が優位になってしまい、血管が収縮して血流を悪くしたり消化器官などの動きが悪くなることがあります。
そういったことが長く続くと腸内環境が悪くなり、それによって免疫力の低下や内臓の働きが低下することで体臭が起こりやすくなってしまいます。
体臭を予防したり改善するためには、なるべく心身をリラックスさせる時間を持つようにすると良いです。
ゆっくりと湯船につかって入浴をすると心身のリラックスができ血行を促進して体内の老廃物を排出しやすくすることにもつながるのでおすすめです。
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Last update:2019/11/21